行きつけのお店が弊店になりました。
- 2010.12.31
- グルメ・クッキング 日記・コラム・つぶやき
残念なことですが、もう、大学時代から通っていたイタリアンが閉店になりました。
なるべくネガティブなことは書かないようにしているのですが、とても残念で、とりあえず、アルバムに載せるようにエントリーにしようと思いました。
ので、知っている人以外は、読んでもしょうがないえんとりーでございます。
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さて、私が大学時代に偶然入ったのが始まりです。
その店は開店二週間目、はじめの一週間はカレーを売っていたそうですが、シェフがイタリアンをやりたくて、二週間目に宗旨替えしたそうです。(本当かどうかは知りませんが(笑)カレーなら一人で切り盛りできるとか)
さて、イタリアンに宗旨替えして数日目のお客でした。
生意気にも学生の分際でイタリアンのランチにちょくちょく来ていました。学生でも大学で働ける制度があったため、少しばかり羽振りがよかったおかげです。
そこで、頑固者の学生は意外に受け入れられ(笑)
私は、きっと、頑固で世間知らずで、すこしばかり(今と違って(笑))義理堅い若者として受け入れられていたように思います。
そのとき集まっていた、常連さんは小粋な方も多く、私はかなりの確率で、夕方に行くと常連さんにご馳走になり、ただ同然で食事をさせてもらいました。
私もそのときのつてを生かして、事務の女性や教授連中に紹介したりしました。
社会人になっても、私はそこにいくと、最も下っ端として扱われ、”○○○(呼び捨て)来たんか”と言われ、こんできたら、”ちょっとまっとけ”と後回しにされます。
ですが、会社とは違いもっとも責任のない立場におかれるのは、気が楽で、心地いいものでした。
私も、シェフもわざわざ、そういう立場を演じて遊んでいたようにも思います。
ですから、閉店する日も同じように、好きなことを言う気楽な学生は、シェフに馬鹿にされるいつもの会話に終始しました。
心の支えのひとつが無くなるのがさびしかったです。
シェフがこのブログを見つけるとは思いませんが、御礼をいいたい気持ちです。面と向かうとさびしくなりそうなので、よういいませんでした。
最後まで、罵声を浴びせあいながら分かれられてよかったです。
お互い、貸し借り(もちろん借りの方が多いですが(笑))もありますが、次会う機会に恵まれると信じておいておきましょう。
最後に、あまりにも酔っ払ってしまって、ふた切れほど、ご飯を残してしまいました。ごめんなさい。
シェフに無理を言って、少しお店のものをいただいてきました。
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