荒川&立山ツアー 2008/8/30~8/31

 

荒川&立山ツアー 2008/8/309/5

Part1 2008/8/30

休暇をとりました。

といっても盆休み出勤の代休ですが・・・。

で、ですね。いかんわけにはいかんでしょう・・・ええ、またです。

赤石、悪沢は、静岡からの道が崩れているそうで、公共交通機関ではかなり苦戦しそうです・・・って、ここまでは、前と同じです。

で、公共交通機関では苦戦するのですが・・・長期連休でアタックすべき山は一つしか残っていません。

荒川の荒川三山(悪沢岳、中岳、赤石岳)です。

で、山知り合いのHarryさんに連絡したところ、前岳と丸山、小赤石岳も3000m以上だからわすれちゃだめだよーと。

Harryさんのお勧めは畑薙ダムに車を停めての定番荒川周遊ですが、わが愛車は雨風に弱いのと、帰り車を運転するような気力が残っているか?という問題があるのでやはり公共交通機関です。

でも、ルートは・・・。一つだけあります。

塩見で通った鳥倉登山口から歩くルートです。荒川の周遊ルートに入るのに2日かかりますが、何とかいけるでしょう・・・。

で、今回のルートですが

  • 一日目:バスで伊那市に移動

  • 二日目:伊那大島~鳥倉登山口@バス、鳥倉~三伏峠~烏帽子岳

         ~小河内岳非難小屋(時間があれば~高山裏避難小屋)

  • 二日目:小河内岳非難小屋~高山裏避難小屋~前岳~中岳~悪沢岳(東岳)

         ~丸山~悪沢岳~中岳避難小屋(時間があれば~荒川避難小屋)

  • 三日目:中岳避難小屋~ 荒川避難小屋~小赤石岳~赤石岳~赤石小屋~椹島ロッジ

  • 四日目:椹島ロッジ~二軒小屋~田代入口バス停~帰宅(適当に宿泊?)

問題は・・・鳥倉登山口までのバスが8/31までってことです・・・って明日。

んじゃまぁ、いきますか。天気悪いけど。

今回は、地図をみても、かなり厳しそうです。

テントなし装備にしました。

登りで疲労を減らさないとねぇ。

ここで、避難小屋が二回入るので、3食分のフリーズドライ丼セット(一食で二合)とかなりの量のカロリーメイトやゼリーをほり込みました。

で、例の福美荘さんに予約を入れて、バスに予約を入れて、出発準備して出発です。

今回は松川までは快調だったんですが・・・。

タクシー屋さんに松川から駅までって言うと行くまでに30分かかるとか言われました。

なんじゃそりゃー、近いからかな、ひどいなそれ。

で、致し方なく、街灯もない小雨の中、徒歩で30分以上かけて福美荘さんへ。

くそー、印象悪いぞ松川。

福美荘さんでは、ずいぶんねぎらってもらいました。

いろいろ、サービスしてもらったりして(笑)

で、今日もご就寝です。

Part2 2008/8/31

起きました。

前回の特大の失敗もありますので、今回はちゃんと準備しておきます。

ヒールロックです。

今回は勉強してきました。

朝、なれた道(二回目)を歩いて駅に行きます。

例によって、伊那大島駅前のバス停へ。

6:45に伊那バスに乗り込みます。

効率よく行動するには、前泊して、朝のバスに乗ればその日はそこそこ行動できます。

疲れも取れるしねぇ。

8:40くらいにバスは到着です。

登山口から登り始めます。

バスは、自家用車の駐車場より奥まで行ってくれるのでちょっと楽です。

で、いきなりの急坂です。えーい、しんどい。

相変わらずの運動不足と、痛めた足を直すのにおとなしくしていたので、足慣らし六甲ツアーを行っていないことが効いているのかも。

登山モードに切り替わるのが遅いです。

花をめでながら登っていきます。

はっきり言って前よりペースが遅いです。

完治してないのかなぁ・・・。装備的には前よりやや軽いはずなんですが・・・。

やや不安を感じながらも、登っていきます。

一日目にペースをあげて高度を稼がないといけないのですが、これは厳しい。

残念がなら、高山植物の時期は過ぎていますね。

んー、体が重いな。

全体としてはぼちぼち何ですが、なんとなしにのりが悪い感じです。

記憶にある景色がでてきました。

おお、見覚えがあるぞ。

例によって途中で水補給です。

・・・おもい。

ですが、今回のルート上に水場はもうありません。

高山裏避難小屋まで行けばありますが、そこも、小屋から遠いそうですし・・・。

今日の晩御飯、飲み水、5lは確保です。

なんとか、高度を上げてきました。

おー、空が見えてきたぞ。もうちょい。

三伏峠です。

2008/8/31/11:26

アヒル隊長は顔色一つ変わっていません。流石。

よこにある、三伏小屋です。

この辺は、お花畑もあって花が多いです。

女性と登るにはいいと思うのですが、あの急坂はねぇ・・・。

すぐ近くのお花畑に移動です。

あーいい天気だなー。

だらだらしたいなぁ、したいなぁ。

でも、今日はペース上げないとなぁ。

写真をとりつつ・・・

お花畑を抜けます。

このあたりは物語に出てきそうな景色です。

でもあの向こうは・・・。

崖ですけどね。

あのへんが、烏帽子岳かなー。

よしゃ、いくぞ。

烏帽子岳到着

2008/8/31/13:22

です。

しばらく、稜線沿いを進みます。

ここは、なかなか、気持ちよく進めます。

ちょっと、気持ちが焦っていますが・・・。

あのへんが、荒川かなぁ。

遠いなぁ、ちょっと萎えるなぁ。

でも、ん。がんがんいくぞぉ。

それにしても、稜線沿いは気持ちが良いです。

雲も眼下に見えることもあるし。

このへんは2800mくらいですが・・・。

この気分は、3000m越えをターゲットにする人だけの楽しみですよね。

稜線沿いにも高山植物が見れます。

カメラの紐はご愛嬌。

そんな中、たぶん・・・

前小河内岳到着です。

2008/8/31/13:05です。

何も書いてないから、多分だけど・・・。

こんな感じでした。

やはり、塩見エリアはかなり高山植物が多いようで、季節外れでもかなり高山植物が見れます。

ガスが出てきました。

天気予報はもともと悪いので・・・。

ああ、気にしない気にしない。

ちょっと、木々が出てきました。

・・・ってことは・・・高度が落ちてきたってことです。

背の高さちょいくらいの林にはいりました。

それを過ぎると・・・。

小河内岳避難小屋分岐に来ました。

13:40頃です。

ここから分岐すれば3分で小屋です。

高山裏避難小屋まで210分=3時間30分です。

まともに歩いて5時を過ぎそうです。どーしようかなぁ。

ちょっと悩んで先に進むことにしました。

隊長がまだ行くというので・・・ね。

小河内岳はすぐに到着です。

2008/8/31/13:46

です。

ここから、小屋が見えます。

ああ、もう後戻りはできないなぁ。

ここからは、樹林に入ります。

・・・

たまに、隊長はいつも背負われていて楽だねぇと言われるのですが、とんでもない!!

隊長はこのように先頭をいつも歩いています。(笑)

少し行くと広場があって花が咲いていました。

たまに広場に出るととても不思議な感じがします。

何ででしょうね。

精霊さんとかいそうですよね。

しとしとしてきました。

まずい・・・かな。

とりあえず、気にしないことに決定。

ここは、お花畑なんだろうな。

もう、割き終わった後みたいだけどねぇ。

木々の高さが高くなってきました。

降り(くだり)すぎです。

おいおい。

もったいないお化けの数が半端じゃありません(なんのこっちゃ)

で、地図を見ると・・・。

こんなにアップダウンしたのに、まだ、2500mまで降るのか・・・。

(来る前にちゃんと見とけよ)

今更ですが、やる気がしないよー。

がんがん行きたいですが、足の心配もあるので、急ぎたい気持ちを制限してゆったり下ります。

またもや、お花畑です。

かれている方が多かったですが、それでもかなりの種類が見れました。

稜線に出たり・・・。

森に入ったり・・・。

いいかげん、ちょっと暗くなってきたし、雨も強くなってきて、いやになってきたころ・・・。

板屋岳到着です。

2008/8/31/16:11

です。

ちょっと、いやになっているのが表情から読み取れます(笑)

まだ、ここから、一時間とは・・・。

ちょっと休憩して、クッキーとかたべます。

ここも、季節ならお花畑なんでしょうね。

ひたすら降ります。

ああ、もったいない。

せっかく登ったのに。

ここは、結構大き目のお花畑です。

季節にきたかったなぁ。

で、歩きに歩いて・・・。

降りまくると・・・。

・・・到着です。

雨の中、高山裏避難小屋に到着です・・・。

17:10ごろです。

実は、今夜で店じまいらしく・・・今年最後の宿泊費が必要でした(笑)

一緒にとまりのおじさんがビールを分けてくれました。

今日は、管理人さんたち意外は、私とおっちゃんだけです。

ありがとうございます。

やっと、HP書きましたよー。

避難小屋です。

(これは次の日の写真ですけどね)

レインウェアやら、服やら乾しまくりました。

すごーく、広く使えました。

8/31は管理人さん駐在最後の日だそうで、レトルトご飯も頼めたのですが、荷物を減らしたいので、レトルト丼を食べました。

おっちゃんと雑談しつつ、ちょっと話が弾んでしまって、少し遅めに就寝です。

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今日見た高山植物です。

例によって、名前はわかりませんし、重複したのはとっていないことが多いです。