穂高ツアー 2007/8/14
穂高ツアー 2007/8/12~16
Part2 2007/8/14
ねむいです。三時おきです。
とりあえず、昨日準備した医療品や着替えなんかを外したセットをザックにパッキングします。
一回外に出て温度を確かめてから、ウェアを決めます。
今回は、超御来光装備です。
ULダウンジャケット&パンツの上からゴアのレインウェアを着て行きます。
小屋前でゆっくりしてから、二人ほど先行された時点で、出発です。
てか、こんなフル装備ザックもって上るのは私だけでしょう・・・重い。
んで、暑い・・・ダウンジャケット暑いです・・・。
途中で二人ほど抜いてもらいました。私遅すぎです・・・ザック重すぎです。
と、まあ、頑張って、何とか山頂へ。
槍ヶ岳(二回目) 3180m 長野2007/8/14/3:43
さすが、隊長です。
これが、有名な槍のお社?です。私もお参りしました。
そしてコーヒー&朝食(カロリーメイト系ですが・・・。)
いい朝日です。好みの雲海から朝日が出てきました。
前回は、槍に上ったときにコーヒーセットを忘れてしまったので、今回は意地のリベンジです。
朝日に照らされる私・・・です。
随分太陽も上がって着ました。
雲海がすごくきれいです。
槍ヶ岳の典型的写真を撮ってみました。
隊長の勇姿です。
頂上がいっぱいで降りるのも大変なので、だらだら、時間をすごしました。
皆さん寒いので降りられるのですが、aqrはフル装備なのでむしろ、暑いくらいです。
隊長と副隊長のキューピーちゃんのツーショットです。
雲海を見てる間に結構時間がたちました。
とりあえず、5:27頃降り始めました。
これが、今日のルートです・・・なんとか、なるかなぁ・・・。
槍ヶ岳最後の上り場です。空身なら30分くらいです。
5:55ごろ、降りてきました。肩から見た槍ヶ岳です。ここだけが、手をつかわないと上れません。
肩の小屋から下を見るとこんな感じです。
ここまではストック使えるんだけどね。
太陽も上がってきたので、そろそろ出発の準備をしなくては。
槍ヶ岳小屋でお土産を買いました。
7:00前に再出発です。
今日のルートです。きつそうだなぁ。
おおむね、こんな感じの道が次の大喰岳まで続きます。
そんなに遠くはないんだけどね。
ここが、大喰岳のピーク付近です。
大喰岳 3101m 長野2007/8/14/7:43
コーヒーの写真を撮るのを忘れました・・・。ああ、また、来てしまうかもしれない・・・コーヒーの写真撮るために(笑)
大喰岳からみた、この先のルートです。ここは、何とかいけそうです。
景色を眺めつつ、出発です。
道はそれほど、難易度が高そうではありません。
ポールを使って進めます。
雪渓が残っています。んー。山っぽい。
鳥が居ました。
こんなとこで鳥に遭遇するだけで和みます。
ここをがんがんあがっていくと
中岳 3084m 長野2007/8/14/8:35
後ろが槍ケ岳です。ここまでは、結構余裕です。(危なくないという意味でね)
コーヒータイムです。
いくらピークでコーヒーを飲む野望とはいえ、朝から三杯目です・・・。
隊長が誇らしげです。
この先のルートです。
キレットまでのルートは難易度は高くなさそうです。
ルート上のちょいと下ったあたりに雪渓と水場がありました。
んー、わかりやすい水場です。
雪渓->雪->水
水は、めちゃうまです。
隊長も久しぶりの水浴びで気持ちよさげです。
まあ、岩場でちょいと○があったりしますが、難度はそれほどでもないです。
氷河公園行きと南岳行きの分岐です。
昨日、小屋で話した方と会いました。
’キレット行きは今日しかないよ’
と行って去っていきました・・・。
いや、やばいって。
景色を眺めながら、歩き続けます。
高山らしい景色が広がっています。
後ろを振り返って、今日の行程を確かめつつ・・・
到着です。
南岳 3033m 長野2007/8/14/10:09
隊長が景色を眺めている間に
コーヒーです。
本日朝から十時過ぎまでに、四杯目・・・ちょっと飽きた。
11:05ごろ南岳小屋到着です。
トイレに行って、バンテリンを塗りました。ちょっとでも足が持つように・・・って。
(結果的にいえば、効いたような、効かなかったような・・・ですが)
水を補給して、少し食べました。ほかの方と話していると、小屋の方が、ヘリが来るから小屋に入るか先に進んでほしいということでしたので、キレットを見に行くことにしました。
・・・これは・・・すごい。
真下がほとんど見えないくらい切り立ってるし。
これが、大キレットですかー。
・・・
ちょっと、見に行ってみることにしました。
11:24頃です。ちょっと、降りてみると・・・このルートはねーよ・・・・。:
振り返ってみると・・・。
と、いう感じで、ノリで進んでいくと・・・。
ああ、もう戻るのもつらそう(笑)
だからといって、進むのも容易ではありません。
こういうときは、行くのみ。
(いや、よい子はまねをしてはいけません)
落ちたら、生命の危機だなぁ。
そして、このルート道じゃないよねぇ。
大キレットのルートは点線なので、正確には道ではないと思います・・・多分。
このくらいの道があるだけで、安堵の息が出たりします。
本当に危険な場所の写真はありません。
(撮ってる余裕がなかったので・・・。)
ガスが出てきたせいか、雷鳥に会えました。
しかも、下が見えなくなったので、ちょっと余裕が出ます。
下を見ると・・・怖いから・・・。
このペイントどうりに北穂を目指します。
丸と矢印を探して突き進みます。この辺まで来ると感覚が麻痺してきて、アドレナリンとドーパミンどばどばです。
(表現があってるかわかりませんが・・・)
ともかく、前に行こうという感じで進んでいきます。
この頃の、頭の中をぐるぐる回る言葉がありました。
ドライブ中とかに頭から離れない歌のようなやつです。
それは、’ご機嫌さん’。
なぜ?
でも、私は’ごっきげん・さん、ごっきげん・さん。’とつぶやきながら、歩きます。
いつもは調子の悪くなる足のご機嫌をとりながら歩いているのかもしれません。
でも、お蔭様でか、足はご機嫌さんです。
随分歩いたころに
A沢のコル到着です。
13:10ごろです。
あれが、Hピークかな?ともかく、丸を追って進むのみです。
急坂です。上りきったあたりで、少し休憩しました。
この頃の、つぶやく言葉は’マックスパフォーマンスだ’でした。(笑)
というか、奮い立たないと、登る気持ちが萎えてしまいます。
危険なエリアに突入すると・・・’マックスパフォーマンスだ’
要は自己暗示ですね。
そういえば、今回はぐるぐる唄が回るのは少なかったなぁ。
大キレットの中から撮った大キレットです。
そそり立ってるなぁ。
まだまだ、先は長そうだなぁ。
A沢のコルからは、登りがほとんどのはずなので、ちょっと余裕が出てきました。
やはり、こういうところの難易度は、圧倒的に登りのほうが楽です。
丸が岩肌に二箇所書いてあります。
ここ、下るとしたら、怖いなぁ。
何箇所も丸が見えます。要は垂直に上がっていけと・・・。
下るのは・・・ムリかな。
でも、ここが最後のはずです。
そんな鎖場に、雷鳥さんです。
見上げると空が青いなぁ。
うん。青い。
そして、到着です。
ここは、北穂高の真下なので、ピークではありません。
14:50ごろです。
大キレット 制覇2007/8/14/14:50
山じゃないけど・・・。
このまま、先に進みたかったのですが、今日はここまでです。
槍ケ岳の頂上でだらだらしてなかったら、行けたのになぁ。
北穂高小屋に泊めてもらうことにしました。
夕ご飯おいしいです。16:41ごろから夕食です。
これは、夕日を写真に取れるようにということかな?
というのも、ここは、写真の方がとても多かったです。
伺うと、この小屋は、ピークまで20mくらいなので、写真を撮って、雷が着たらすぐ逃げられるからということだそうでした。
相変わらず、空は青く。もうすぐ日が沈みます。
隊長も小屋の売店で一服です。
今日のルートです。
大キレット・・・生命の危機を5回くらい感じる難所でした。
今日は、がんばったなぁ。
明日は、降りる(北穂高から涸沢へ抜ける)という選択肢もあるのですが、意地でキレットの続き(北穂高から奥穂高方面)に行きたいと思います。
一回行ったことあるしね。
夕日が沈んでいきます。
北穂高小屋の方にブログの写真を取らせてほしいといったら、隊長と乾杯してくれました。
ノリのいい方で良かったなぁ。
太陽が沈んでいったので、今日はおしまいです。
横の若者とご年配の方と雑談しながら消灯まですごしました。
バンテリンをぬりまくりながら、明日に備えます。
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今日見た高山植物です。
例によって、名前はわかりませんし、重複したのはとっていないことが多いです。