大峯奥駈道(大峰奥駈道)ツアー 2011/5/6
大峯奥駈道(大峰奥駈道)ツアー
2011/5/2~5/8
Part5 2011/5/6
4時過ぎに起きたように思います。
例によって、ストレッチをして、朝ごはんを食べます。
今日は、このルート最大の難関である地蔵岳があるそうです。
気を引き締めていきましょう。
昨日までで当初の予定より3~4時間先行しているので、ここまでくれば玉置神社が射程距離です。
本当は、水も少なめで行きたいですが、その先に水場がないので、やはり3.5l担ぎます。
明かりにある間に少し写真を撮りました。
出発は少し遅くて5:50ごろになりました。
出だしのトレイルはこんな感じです。
木々に葉がついていて、標高が落ちた感じがします。
すぐにカラ池があります。
水のない池って、単なるくぼみですね。
昨日の行仙岳からですが、鉄塔はなかなか気分が盛り下がります。
たしか、このあたりで迷いました。
ここを歩く人が少ないのか、足跡のないのぼりと、なんとなく迂回と、といったところがあったのですが、迂回したら失敗でした。
このトレイルは、意地でも稜線です。
天気は、微妙ですね。
雨が降りそうではないですが、太陽は出なかったり。
出ていたり。
腰掛けてほしい、といわんばかりの木があったりします。
さて、極端な上り下りはなく、進んでいきます。
雰囲気出てきましたね。
なかなか、気持ちい感じです。
ここの、標高は低めのようです。
山も深いですね。
いい感じのトレイルが続きます。
先に見えるあれが笠捨山かな。
太陽が見えます。
今日は、曇りなので、太陽が見えるとうれしい感じです。
ぼちぼち、のぼりですね。
ここはひとつ、勢いをつけて上ります。
あ、とか文字が刻印してある石が埋まっています。
笠捨山のピークに着ました。
笠捨山
1352.7m
2011/5/6 7:29
太陽もを眺めながらほんの少し休憩しました。
さて、ピークを踏んで、出発です。
逆から見ると、こんな感じです。
ピークの後なのでしばらく下ります。
すっかり、森の中に入ったころ、水場の標識がありました。
やたらいろんな方向を指し示しています。
もちろん、地蔵岳に向かいます。
しばらく進むと・・・
電線が見えます。
生活には大事なのですが、ちょっと盛り下がります。
この先はこういうのが続くんでしょうね。
鉄塔の横を抜けて進みます。
しばらく平和なトレイルだったのです。
ちょっと、難関の気配が出てきました。
トラバースは危険だそうです。
ちなみに、ここを巻いても地蔵岳全体を巻けるわけではありません。
ある意味、雰囲気が出てきました。
気を引き締めていきます。
それでも、小さな花に癒されますね。
手と足を使うようなエリアに突入してきました。
目線が地面に近くなるので、いろんなものが見えます。
動物が出えてきそうです。
その上を鎖で進みます。
鎖が低くて、なんとも進みづらいですが、滑ったときはつかめるように、視界の隅に入れながら進みました。
次から次へと鎖です。
ここで、鎖取り付けをしていただいて、なくなった方もいらっしゃるようです。
おかげで、最低限の安全を確保して進むことが出来ます。
鎖をつかんで上ります。
次は、この鎖で下るようです。
下ります。
また上ります。
で上ります。
何とか、ピークに到着です。
地蔵岳
1250m
2011/5/6 8:56
地蔵岳のピークのすぐ下には、行場があります。
一番の厳しい場所で、立派なものです。
で、この後は、当然ですが・・・。
ものすごい急坂です。
普通じゃありません。
普通じゃないので。
鎖もあります。
長いなぁ。
こっちはほぼ垂直です。
下から見るとこんな感じです。
20kg近い荷物ですので、慎重に下りました。
鎖を握って下ります。
荷物があるとやはり厳しいです。
なんとか、30分かけて下りの鎖エリアを突破しました。
水を汲みに行く元気はありませんので、通過です。
連続鎖エリアのせいで、感覚がおかしくなっているのか、そのときは、安全な感じに見えました。
安全にみえましたが。
落ちたら止まらないですね。
地図を見ると、しばらく下りが続きます。
足を痛めないように慎重に進みます。
稜線のまま下っていくような感じですね。
花が咲いていました。
花は盆栽みたいな感じです。
ほかにも、咲いているようです。
あれは、桜でしょうか。
10:36ごろです。
ピークといいながらもほとんど、上りなくたどり着いた感じです。
香精山
1121.9m
2011/5/6 10:36
しばらく進みます。
急坂です。
下りはペースが遅いんですよね。
特に荷物も重いですし。
この辺からは、もう、下りとの戦い以外にはないでしょう。
地図を見ても、ほとんど下りです。
おおきな岩ノ下に行場がありました。
下りもきついところがあります。
やっと穏やかになったなと思ったら。
やはり下りです。
新緑を眺めながら下っていきます。
679mとかなり下りました。
ここで、微妙な、看板です。
なぜに21世紀の森をここから行く人がいるの?と思いますが、話によるとここから公園駐車場にいけるので、水とトイレが確保できるんだそうです。
日が暮れてきたら、下り15分で安全なエリアにいけるのなら、十分有りの選択肢ですね。
しばらく進むと、如意宝珠岳につきました。
ちょっと、書くかどうか迷いますが。
如意宝珠岳
736m
2011/5/6 12:33
行場もあります。
さて、下りは続きます。
行場が結構あります。
行場は、自然の力を感じるところにあると思っていたのですが、ここも、力を感じるのでしょうか。
私は下りでいっぱいいっぱいなので。
さて、何とかがんばって歩いていると、
道しるべです。
とうとう、熊野本宮大社や玉置神社が現実味を帯びてきました。
少し歩くと、
とうとう車道に出ました。
13:06ごろ、標高672mです。
ここから玉置神社までは、車道(林道)に絡み合いながら、車道を歩いたり、土のトレイルを歩いたりしながらといった行程になるようです。
玉置山が1000mを超えるので、緩やかに上るのでしょう。
地理的な概要とか、
地図とか、
歴史的概要を説明してくれています。
さすがに、ここでは、携帯電話も通じます。
桜も咲いています。
道端には何種類か花が咲いていました。
癒されますね。
その右をあがると、きっと車道ですね。
それでも、土の上を歩けるのはありがたいです。
舗装路の上は、足が痛くなりますので。
少し上っています。
また、桜が咲いていました。
もう葉桜ですけど、それでも桜が見れてうれしいです。
まだ、吉野にいる気分ですが、実際は、もう和歌山です。
さて、車道に出ては
少しだけ、手前に戻ってまた、山に入るところもあります。
落ち葉があるので、気持ちよく歩けます。
花折塚です。
14:10ごろです。
このあたりは、上がり下りも穏やかなので、気持ちよく歩けます。
気持ちのいい感じのトレイルです。
山間から、川が見えます。熊野川でしょう。
下界が見えました。
しばらく車道を歩くと展望台があります。
トイレもあって助かります。
14:38ごろです。
ただ、天気が悪くなってきました。
どうしよう。
展望台の下で雨宿りしながら今日泊まろうか、とも思います。
雲も低くなってきました。
世界遺産らしいものがやっと出てきました。
まあ、山の中にあったら、ちょっとどうかと思いますが。
さて、土のトレイルに入ります。
雨もあるので、もう必死で歩きます。
本日最後のピークに到着です。
玉置山
2011/5/6 15:03
1076.8m
横にはお地蔵さんがいらっしゃいます。
鐘があるので、小さく鳴らしました。
あとは、下るだけです。
もう、かなり湿気が出てきました。
けっこう、下ります。
ひたすら下ると、御神木がありました。
鳥居があります。
もう、近いと思います。
ここで、また、結構下ります。
ちょっと足が疲れてきました。
見えてきました。
こちらは、本堂ではないですが、手を合わせます。
奥側から、手前に抜けてきます。
玉置神社に15:26ごろ到着しました。
ここで、住職さんにお願いして、水を汲ませてもらいます。
今日は、玉置神社の駐車場にテントを張ることにしました。
ちなみに、村の駐車場だそうです。
先についていた方と少し雑談をして休憩しました。
ここで、雨が降ってきました。
何とかぎりぎりのタイミングで、屋根のあるところに到着しました。
さて、小雨になったところで、移動です。
最後に、玉置神社の御神木を眺めながら、駐車場に歩いていきます。
明日は、玉置神社からスタートすることにします。
10分くらいで駐車場です。
16:00ごろ到着して、テントを張りました。
しばらくすると、雨が本格的に振ってきました。
今日はもう、寝ることにします。
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