大峯奥駈道(大峰奥駈道)ツアー 2011/5/5
大峯奥駈道(大峰奥駈道)ツアー
2011/5/2~5/8
Part4 2011/5/5
4:00ごろに起きました。
今日のルート上には持経の宿、平治宿、行仙宿山小屋と続きます。
下りが思った以上に時間がかかって、計画と合わないので今日がんばって、明日以降の下りに余裕を残したいところです。
よく考えてみれば、まだ折り返し地点です。
青年と別れ、キャラメルのお礼を言って、5:10ごろ出発しました。
今日も天気は持つのではないかと思います。
ずっとそうですが、稜線沿いを歩きます。
これを上るんでしょうか。
いきなりテンション下がります。
まっすぐ行くと大日岳でした。
ルートは前の山は迂回です。
すぐ目の前に見えるピークに行ってみたい気もしますが、当初立てた日程どおりに歩くために、寄り道はやめておきます。
ここも、裏から回ると、簡単に上れると聞いていたのですが・・・。
少し残念ですが、頂上を目指す旅ではなかろうと言い聞かせます。
個別のピークは2~3日の休みで実現できますが、まとまった縦走は難しいので、縦走の時間切れやリタイヤだけは避けようと思います。
さて、トレイルを進みます。
倒木が多くて、荒廃した景色が続きます。
先のルートはこんな感じです。
まだまだ、先がありそうです。
さすがに、3日目くらいから、景色が安定してきたというか、変化が乏しくなってきたというか、
似たらしい感じです。
熊笹?のトレイルもずいぶん慣れてきました。
背が低いので、まあ、引っかかるのもせいぜい靴下までですし、歩きやすいです。
小さなアップダウンです。
小さな上がりがあって、
こえると、下りがあって、また上がりが見えます。
とはいえ、極端な感じでもなく、気持ちよく歩ける感じです。
太陽が出てきました。
パワースポットと信じて、太陽の力を吸い込んで、また歩き続けます。
ざくざくざく。気分がいいです。
気持ちよく歩いて三角点に到着です。
天狗山
1537.1m
2011/5/5 6:41
です。
見てのとおり、風さえなければ、テントを張って空を見るのもいいですね。
水場はないですが・・・。
さて、ゆっくり進みましょう。
再び気持ちのいいトレイルです。
空の太陽は上がってきている最中です。
不思議な雲ですね。
トレイル上に、何か植物が生えています。
名前が言えるとかっこいいのですが、私にはわかりません。
先のトレイルですが、ちょっと気が重くなる感じの下りと上りです。
まっすぐいけたら、どれだけ楽でしょうか。
ずいぶん、太陽があがってきました。
いい天気です。
日焼けで疲れるのが心配ですが、今回は袈裟を持っているので大丈夫です。
ここが天狗の稽古場だそうです。
確かに稽古が出来そうな広さです。
このあたりは、どこでもテントがはれそうです。
道も悪くなく、歩いていきます。
早くもピークにつきました
地蔵岳
1464m
2011/5/5 7:43
展望はあまりよくありません。
先を急ぎましょう。
穏やかなトレイルが続きます。
ちょっと赤いものが見えます。
花が咲いています。
そんなトレイルを気持ちよく歩いて、涅槃岳に到着です。
涅槃岳
1376.2m
2011/5/5 9:11
ピークはこんもり丘のようになっています。
さて、先を急ぎましょう。
トレイルも少し印象が変わりましたね。
相変わらず、上がっては
下がります。
なんというのか知りませんが、木のお札のようなものがあるのでここも行場なのでしょうね。
諸誠無漏岳
1301m
2011/5/5 9:47
ここも、なんとなく小さな丘のような感じです。
ここから先は少しトレイルが厳しくなります。
ちょっと怖いですが、まあ、許容範囲ですね。
反対側から見るとこんな感じ。
このくらいのポイント大峯の後半では結構あります。
くさり場もあります
まあ、逆峯なら下るだけです。
こういうところは、慣れなのです。
なれない人は一人でいくのはやめたほうがいいでしょうか。
ここも鎖です。
さびた鎖が見えます。
さて、鞍部ですね。
しばらく上りです。
阿須迦利岳です。
阿須迦利岳
1251m
2011/5/5 10:56
このあたりは名前のついているピークが続きます。
いろんな、登山系のグループが来るのでしょうか、いろいろ看板がついています。
この辺からまた、落ち葉が多いですね。
雨の日でなければ、クッションになって歩きやすいです。
9:21ごろ、持経の宿に到着です。
少し休憩させてもらいます。
中はこんな感じ。
立派ですね。
かなりの人数が泊まれそうです。
お隣には、行場?があります。
水場はここから400mだそうです。
行ってないので、なんともいえませんが。
ここから、少しだけ、舗装された林道を歩きます。
案内の標識を見逃さなければすぐにまた土のトレイルになります。
森の巨人たち100選だそうです。
立派なのですが、なんとなく力を感じないような気がしました。
なんだかさびしい感じです。
むしろ、こちらのほうが、力を感じますね。
さて、小さな上り下りを通過しながら進みます。
少し下っていっところで、
平治の宿です。
12:18ごろ到着です。
お隣には桜も咲いています
こんな感じ。
中もきれいです。
結構な人数が泊まれそうですね。
ここで、カロリーメイトを食べたりして少し休憩しました。
水場まで7分と地図にあります。
水も心もとなくなってきたのですが、エマージェンシー用の500ccの水を飲料用継ぎ足して出発することにします。
ここで疲れたくないなぁ、という気分でした。
目標の行仙宿山小屋まで3時間強ですが、おそらくもう少しかかるでしょう。
少し休憩させてもらいました。
出発です。
しばらく歩くと、転法輪岳です。
転法輪岳
1281.5m
2011/5/5 12:54
これを見たときは、急坂のいやな感じがしましたが、
すぐに平和なトレイルになりました。
力強い木々の横を通過すると、
次のピークです。
倶利伽羅岳です。
倶利伽羅岳
1252m
2011/5/5 13:39
これが、三角点代わりでしょうか。
本当なら足でその感触を確かめたいところですが、ストックで、触るだけにします。
周りにあんなにお札?があるもので。
先のピークから10分ほどで、右に90度折れるように道しるべがあります。
某地図は間違っていて、違うところにあるので、注意しましょう。
それほどきつくない感じでトレイルは続きます。
同じような感じは感じなのですが、ひたすら歩き続けます。
かなり歩きます。
平治の宿からたっぷり3時間歩いたころ
怒田の宿跡に到着です。
この下には白谷トンネルが通っています。
行仙岳までは、さすがにもう遠くないでしょう。
小さな上がり下がりを3つばかり繰り返します。
で、やっと、行仙の文字がでてきました。
ん、まあ、なんといいますか。
なんといいますか。
気分が出ないですね。
12:54ごろです。
行仙岳
1227.3m
2011/5/5 15:54
本日最後のピークです。
あとは、下っていきます。
小屋まであと15分です。
谷が見えます。
あれが、明日の目的地玉置神社でしょうか。
遠いですね。
ひたすら下ります。
この辺で恥ずかしながら飲み水がなくなりました。
水分はウイダーだけですが、のこり15分なので大丈夫です。
見えてきました。
行仙宿小屋です。
16:20ごろ到着しました。
今日の宿泊は4人でした。
昨日一緒に泊まったおじいちゃんが、先についていて(私より早い)
水を汲んでいてくれました。
助かりました。
ですので、何もせずに、ゆっくりします。
真ん中に囲炉裏があります。
その横で、各自バーナーで食事を作りました。
一段上には、毛布などもあり助かりました。
ここでも、かなりの人数が寝れそうです。
写真を撮ってもらいました。
さて、明日の調理の準備をしておいて、今日は寝ることにします。
皆さんいらっしゃったので、話が弾んで、寝たのは19時過ぎかなと思います。
で、ですね。油断していまして、ネズミさんに食料をやられてしまいました・・・。
最後のウイダーだったのに。
いろいろやられましたが、まあ、メインの食事が無事だったのは救いです。
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