仙丈ケ岳ツアー 2007/10/5~7
仙丈ケ岳ツアー 2007/10/5~7
2007/10/5
今回は、行程的に考えて、非常に苦しいです。
というのも本気で歩けば、6時間ほどの歩程ですが、行きも帰りも一日がかり・・・。
高速バスも良い時間に無いし・・・。3日かかりで6時間の山行・・・。
ちゅうわけで、気は進みませんですが、車で行くことにしました。
10/5の23時ごろ出発です。もちろん、深夜割引狙いです。
2007/10/6
名古屋を越えたあたりで眠くなったので、一時間くらい仮眠しました。
そのあとぶっ飛ばしてなんとか、高速を降りました。
すげー道。道は悪いし、集落の中はPSPがなかったら、迷ってるなー。
石が多いなー。
そのうち峠道へ。がんがん走りますが・・・石もがんがん跳ねるし。
もうだめだー。車が傷つきすぎる・・・あきらめよう・・・と思った頃、幹線道路へ。
着いたのは5:30くらいです。
コンビニで買った弁当を食べて、ザックをおろしていたら放送が・・・6:05が朝の最終だと・・・。
本当は仮眠して8:00のやつに乗るつもりでしたが、乗ろうと思えば6:00に乗れそうです。
眠いなーとおもうんだけど、とりあえず、睡眠時間1時間のまま、なんとか、荷物をまとめて乗り場でチケットを買いました。
眠いです。眠すぎです。
バスの中で、隣の人に迷惑をかけながら、爆睡です。
寝ていて、隣の人にがんがん当たって・・・たような気がします。
一時間ほどで北沢峠です。
眠いです。
ここで、7:45 標高2033mです。
トイレを済ませて、地図を見て、スタート。
・・・5分後。なんか違うなぁ。
・・・
Uターン。
バス道を戻っていきます。
よく考えてみると、途中でバスを降りればよかったんだ。
睡眠不足はろくなことが無いなぁ。
横道にそれて、
景色もいいし。いい天気です。
早くもトレッキング気分を味わいつつ、眠い。
でも、ですね。天気はいいし、木々はきれいです。
森の中を下りながら、進みます。
ここで、バスを降りればよかったんですが・・・。
失敗しっぱい。
8:13 1957mです。
ここから、再スタートです。
まだ、体が山行になれてませんので、今はちょっときついです。
もう少し進めば、今の幹事になれてくると思うんですよね。
いかにも山道って感じの道です。
日本の山が美しいひとつはコケですかねぇ。
湿度というか水気が緑をきれいに見せるんだと思います。
川沿いルートを進んでいきますと
小さな滝もあったりします。
ルートをあがっていきます。
だんだん紅葉が見えてきます。
秋なので、はなもちょっとかれ気味ですが。
難易度は低いのですが、ルートが見えにくいです。
ゆっくりルートを見失わないように登っていけばOKです。
花が咲いてるので、撮ってみました。
季節的に厳しいですね。
咲いているほうが珍しいと思います。
もちろん、隊長を先頭に進んでいきます。
ちょっと、ガスがかかっていますが、とりあえず、進んでいきます。
天気はそこそこのはずですので・・・。
再び、滝もあったりします。
川沿いの左右を渡りながら、進んでいきます。
横断するあたりは、結構渡りやすい感じです。
写真の右上の黄色いリボンがルートです。
だんだん景色が、紅葉になってきます。
そして、分岐点に到着。
ん、10月初旬なのに、紅葉です。
あれが、山頂かなー。
(本当は小仙丈ケ岳です・・・たぶん。)
ちょっと、歩きにくい辺りもありますが、全体的にいい感じのトレイルです。
馬の背ヒュッテに10:23ごろ到着しました。2613mくらいです。
ちょっと、休憩。
ここで、おにぎり2つを食べました。
何かわかりませんが赤い実がついています。
それにしても、きれいな紅葉です。
うまく、写真に取れないのが残念でなりません。
ほんと、すごくきれいだったんですよー。
感動的なきれいさでした。
紅葉におすすめ仙丈ケ岳。
馬の背ヒュッテを10:37ごろに出発しました。
紅葉の木々の中を進んでいきます。
このエリアの紅葉の美しさは抜群です。
ざっくざっく。
ざっくざっくざっく。
いい気分で、歩いていきます。
あれが、山頂かなー。
今日の空はこんな感じ。
ん?雲が厚いような・・・。
とはいえ、紅葉のトレイルの中を歩いていきます。
この辺は斜度がゆるいので、結構余裕があります。
このあたりはもう森林限界なので、木々も背が低いです。
ゆるい横歩きのトレイルはここまでです。
ちょっと、きついなぁ。
小屋が見えるので、あそこまでって感じで、モチベーションが下がったりはしないですけどね。
見てのとおり
斜度もそこそこありますが、岩に生えている植物もきれいだし、
小屋までもうちょっとというときに・・・。
隊長は、水遊びです。
隊長は、たまに水辺でエネルギー補給せねばなりませんが、
隊長、くつろぎ過ぎです・・・。
ここにも、花?らしき植物が・・・。
標高高めですが、水辺がきれいです。水量も豊富です。
最後の水場ですので、コーヒー用の水と、飲料用の水を補給します。
仙丈ケ岳小屋に到着です。
11:17ごろ、2866mです。
お兄さんと隊長のツーショットです。(もちろん出演許可は得ましたよ)
隊長がバッジを買いました。
おー、景色もきれいだなー。
とりあえず、仙丈ケ岳を背に写真をとってもらいました。
と、おもったら、見えにくいですが・・初雪です。
まだ、10/16ですよー。
初雪を撮ったつもりの写真です。
雪、写らないなぁ。
ここに泊まるつもりでしたが、まだ、時間があるし、明日雨だったらやなので、とりあえず、登ることにしました。
11:26ごろ小屋を出発しました。
紅葉の景色を眺めながら、上へ上へ。
あの何人か人がいるところが、山頂です。
仙丈ケ岳の稜線を眺めつつも
到着。
仙丈ケ岳 3032m 長野 2007/10/16/11:53
3000m級の頂上を制覇し続ける隊長はもちろん余裕の登頂です。
切り株バージョンです。
背景の山並みがきれいに見えます。
さっきまで、曇りだったのが晴れてきました。
ちょっと疲れた私と違って、隊長はいつもの笑顔です。
よかったー、山頂では晴れ渡って、景色がきれいです。
んー。
景色いいです。
そして、コーヒータイムに突入です。
頂上のコーヒーは、やはり、気分が違いますね。
コーヒーのみながら、昼食にマックスバリューのライトミールブロックを食べました。
眼下に小屋も見えます。
さっきの初雪とはうらはらに、空が晴れわたって
隊長も空を眺めて、
隊長を記念写真を撮って、
いい気分です。
頂上にはいろんな碑?がありました。
ゆっくりして、食事もしたので、12:39ごろ出発しました。
ちょっと名残惜しいですが、ここから、がんばって降りれば、その日のうちにバスに間に合うかもしれません。
小仙丈ケ岳に向かいます。
稜線沿いに歩いてきます。
小さなピークを2つくらい巻くとなだらかに下っていくのが見えます。
高山植物を眺めながら、歩き進むことにしました。
気持ちのいい稜線です。
がんがん、進んでいきます。
ルートは稜線沿いは小仙丈ケ岳を最後に下るんですが、
あのへんかなー。
天気がいいので、いい景色です。
あのへんかなー。
というわけで、
小仙丈ケ岳 2855m 長野 2007/10/16/13:29
3000m以下だけど・・・一応ね。
ピンボケですが。来たってことで。
一応、来てみたものの、下りに気が向いています。
わたくし、下りが苦手で、歩程どおり歩けないんですよね。
歩程2時間かかります。
休憩も必要だし、通常、私は下りは数割り増しの時間がかかります。
北沢峠から出る最終バスは16:00なんで、ぎりぎりだめそう・・・。
ひざのサポーターをつけて、ストックを調整して下りに備えます。
頂上がもう、あんなところに見える位に下ってきました。
それにしても、カールツァイスT*って、レンズフレアを起こさないので有名なんじゃなかったっけ。
(カメラの知識は0なので、嘘かいてるかも・・・。)
写真的にはいい感じっちゃぁ、いい感じですけど・・・。
逆光がきれいに取れるのが、コンタックスの特徴なので、こういう写真は気に入ってます。
かなりの斜度なので、ひざへの負担もかなり大きそうです。
14:15ごろ2528mに大滝頭につきました。
本当は滝もあるかもしれないけど、ちょっと、時間も無いので、あきらめることにしました。
岩が多いですが、がんがん下っていきます。
それにしても、こっちのルートはじめじめして面白くないなぁ。
こっちルートで上がりの人のほうが多かったみたいですが、反対側から上ってよかったなー。
斜度は相変わらずです。
まあ、土が見えてれば、なんとか安全に下っていけます。
暗いので、ちょっとぶれぶれですが・・・。たまに平たいところがあれば、
やっぱり、急な下りがありますね。
それにしても、斜度がきつい・・・。
腐った木の上で、足を滑らしてしまいました。
そのとき、ストックがぺキッっと。
あー、いままでのMont-Bellのストックなら、がんばってくれたのになぁ。
Lekiって意外と弱いかも・・・。
軽いのと強度は相反か、それとも、Leki弱いのか・・・。それにしても下りで、折れるなんてつらいなぁ。
ちょっと、ルートをはずしたようで、横から上がってきました。
あー、見つかってよかったー。
ずいぶん下ってきました。
もうちょっとかなー。
この斜度を何とか、自分の最大の速度で、下って行きます。
・・・とおもったら、下でも倒れてる人が・・・。
ひざから血がだらだら・・・。
そして、聞いてみると医療道具を持っていないとか・・・。
。。。_|~|○
本当は、助けられればよかったんですが、私も下りは自信が無いし、バスも迫ってるし、というわけで、
医療品だけ、差し上げることにしました。
ごめんね。(いまさら謝るなって)
この手のは、皮膚表面を広い範囲ですりむくので、結構血が流れます。
財布の中のバンドエードじゃ、ぜんぜんだめです。
当てガーゼやテープが必要です。
100円ショップでそろえた400~500円くらいのセットですが、十分役に立つはずです。
そうじゃなかったら、足や足首をひねったりするパターンで、この方が、数段厄介です。
下る速度が1/5くらいになりますから。
もう、暗くなってきたので、ぶれぶれですが、雰囲気は伝わりますかねぇ。
3000m近いあたりと比べると、ずいぶん雰囲気が変わってきました。
道がよく?なってきました。
最後、木々を抜けると、もう、いろんな音が聞こえてきます。
もうちょっとのようです。
バス停に15:40につきました。2042mです。
まにあったー。
あとは、バスに乗り込むだけです。
・・・とおもったら、なんだか、バスの調子がわるいようです。
なんだか、びっくりマークがつきっぱなし・・・(笑)
普通はサイドブレーキマークだと思うんだけど・・・バスの場合はエアブースターらしい(笑)
・・・やばいじゃん。
うん、
とか思っていたら、バスの運ちゃんが、代わりのバスを要請していました。
けっこう、やばかったのかなー。
バスを降りたら、車のところへ戻ります。
あー違和感あるなー。
ミニバン、ミニバン、RV、ミニバン、わが愛車(笑)
とりあえず、帰る準備をして、すぐ横の仙流荘で、外湯で入れてもらいました。
んで、眠くならないか心配しながら、車を運転します。
とりあえず、おなかが減ってきたので夕食です。
幹線道路沿いを走って、食べたいものを探します。
んー、休日だし、時間も遅いし、店自体少なし(笑)
何とか見つけた緑モスに入りました。
匠バーガー等で贅沢な?夕食です。
この日はそのまま、仮眠をとりながら意地で、実家まで帰りました。
実家でゆっくり寝て、次の日は、帰る途中に友人とあったりしました。
次の日もいい天気でした。
えー、関西から仙丈ケ岳は遠いです。
それにしても、仙丈ケ岳の紅葉は、絶品です。
うまく写真に取れなかったのが残念でした。ほんとに。僕の記憶の紅葉は写真の数段きれいだったんです。
仙丈ヶ岳は、馬の背ヒュッテ経由のルートで上るのがお勧めです。
その場合(たぶん逆でも)下りが急斜面が続くので、気をつけないといけません。
コメントやご感想などありましたら、aqrのブログにお願いしますm(。。)m
今回見た高山植物シリーズは、あまりのバリエーションの無さに今回はやめました。m(。。)m