剱岳ツアー 2009/9/19
剱岳ツアー 2009/9/16~9/20
Part3 2009/9/19
朝起きます。
体中が痛い。
とりあえず、寝床でストレッチします。
いたい。なまってるなぁ、と素直に感じます。
窓の外を見て、天気を確認してから、下に下ります。
朝ごはんはこんな感じ、まあ、いまどきの山小屋の朝食としては普通くらい。
さて、朝ごはんを食べて、外に出たら、剣御前山というのが、矢印で書いてあります。
小屋の方に伺うと、小さな山がある模様。
ですが、通り抜けて大日のほうにはいけないとのこと。
ちょうど、今日も歩けそうか足慣らしをかねて、荷物を小屋に置いて歩くことにしました。
片道15分とのことでした。
で、2760mから6:32に出発です。
今日もいい天気ですね。
でも、寒いあなぁ。
行き止まりに、一番高そうなところ発見。
これがピークかなー。
剱御前山 2792m 富山県2009/9/19/6:42
とおもったら、帰りに目印のようなものを発見。
実はこれがピーク?まあ、どっちかわからないですが、とりあえず、ピーク到達です。
剱御前山? 2792m 富山県2009/9/19/6:45
もう、剱岳御前小舎まえに戻ってきました。
さっきのルートの入り口には看板があって、崩れているから通り抜けできないよって書いてあります。
さて、足の調子もそう悪くないようですから、ここは進むことにしました。
大日三山ツアー追加です。
7:16ごろ、2759mから出発です。
はじめは、稜線の左側を歩きはじめます。
すぐに、小屋の人が、置いたんだろうバケツがありました。
わかりますか?もう、凍っています。
まだ、9月です。
しばらく歩くと、稜線に出ました。
んー気持ちいルートだなー。
目的地もそれほど上には見えないし、高低差もなく、快適トレッキングかなー。
今日は、ルートが、快適なので、花をよっくり見る余裕もあります。
周りは雲海です。
景色もいいです。
私は雲海好きなので、これだけで、ご機嫌です。
ちょっと下ってきてるかな。
快適ルートが一変、岩場になりました。
今までは気持ちよく歩いてたんですが・・・。
しばらく下ると、再び快適ルートになりました。
よく見る高山植物ですね。
何か知りませんけど。
こういう時、知ってるとかっこいいんでしょうね。
さて、稜線から、、室堂を見るとこんな感じです。
大きなヒュッテとか見えます。
ちょっとした、広場にできてました。
ちょっ、ペースを落として、休憩しようかなー。
疲れてきたし、足もねぇ。
が、隊長はやる気満々です。
・・・致し方ないのでついていきます。
雷鳥平も、見えます。
エスケープルートとしては、ここしかないですが、ここはいくしかないでしょう。
あいかわらず、天気は心配なさそうです。
ここで、振り返ってみました。
振り返ると、こんな感じ。
なかなか、いいルートでした。
行き先はこんな感じです。
んー、ちょっとあがってるなぁ。
もう、剱岳もはるか向こうですね。
剱岳から左の稜線が、たぶん、早来ルート?でしょうか。
8:35ごろ分岐点を示すものをみつけました。
新室堂乗越です。
2404mです。もう、250m下ってます。
先は、以外に、下るなぁ。
標高が落ちちゃうじゃないの、もったいない。
空の雲は、少し秋っぽい感じですね。
高山植物発見です。
日差しは、明るいのですが、これは、天気がいいのと標高が高いからですね。
しばらく、こういう感じの道が続きます。
気持ちよく、雲海と雲を眺めながら空中散歩です。
ちょっと、感じが変わってきましたか・・・。
たぶん、季節がよければ、左右高山植物だったんでしょうねぇ。
ちょっと、横を見ると水がたまっています。
草花が咲くにはいいかんじですね。
。
花もめでながら、すすむと・・。
おお、看板が・・・。
どうやら、ピークは右に巻き込むようです。
で、到着です。
奥大日岳です。
奥大日岳 2611m 富山県2009/9/19/10:22
隊長も満足げですね。
天気は崩れる様相もなく、いい雲海です。
剱岳は、ずいぶん遠くに見えます。
ちょっと、標高が低いですが・・・。
コーヒーを煎れます。
そして、よくみると、観音様?(大日如来様?)がいらっしゃいました。
旅の無事をお祈りします。
さて、そろそろ、
雲を眺めながらも、出発ですね。
11:31ごろ出発しました。
景色を眺めながらのトレッキングは楽しいですねぇ。
景色を見ながらのゆっくりトレッキングは、写真をとるのが休憩代わりにもなるし、歩程よりもゆっくり歩くほうが足の負担が少ないです。何もなく歩くとついつい、オーバーペース気味に歩いてしまいますからねぇ。
で、早くもくだりです。
急ですねぇ。
鎖場です。
上を見ると、こうですから、さっきのピークから下りが急なことがわかると思います。
鎖がなくても、結構急で、気をつけて下ります。
斜面には、、草花がよく咲いています。
たぶん、日当たりの関係でしょうねぇ。
高山植物が、何種類か咲いていました。
またもや、巻き込みながら下ります。
午後も雨の気配はなさそうです。
二つ前の写真の水のたまり場?にきました。
なかなか、きれいです。
こういう山の上だと、水があるだけですばらしくいい気分になります。
というか・・・ここに戻ってくれば、水が確保できるなぁって・・・。
リアルな生存の心配ですねぇ。
水辺の周りでは、花も咲いています。
緑も多いです。
ねぇ。
一度空を見上げてから・・・。
苦手な下りに挑みます。
大日ルート。なめてたなぁ。
もっとらくだと思ってた。
ルートを間違いそうになりました。
気がつかなかったら・・・。
はしごが見つからなかったかも・・・。
もちろん、隊長の指示があったので、修正しました。
ふぅ、下り終わりました。
で、見上げると・・・うげ、下りすぎ。
こんなにまだ、上がるのか・・・。
室堂がみえますが、室堂より100mくらいは上かな。
ってことは2500くらい?
雲海の横まで下っちゃいましたねぇ。
とりあえず、上りますかねぇ。
隊長もこういっていることですし・・・。
って、先は・・・壁?
壁だねぇ。
ルートは上ですな。
鎖が見えます。
いままで、歩いてきたルートはこんな感じです。
うん、ずいぶん歩いたなあぁ。
時間がたってきて、
少し、ガスが上がってきたかもしれません。
草の色はちょっと秋っぽいでしょうか。
また、いい感じの道になってきました。
がんがんいきます。
この道は楽しいです。
勾配もきつくなく、それで周りを見渡せて、気分がいいです。
距離を書いてありますが、特に分岐点ではありません。
でも、こういうのがあると、地図だけで考えている自分の行程との誤差を修正できるので助かりますよね。
道端を眺めながら、すすみます。
稜線沿いを歩く気持ちのよさは、やはり行った人だけのものですよね。
大きく振り向くと、あの変が室堂周辺ですよね。
わかりますかねぇ。鳥さんです。
道がだんだんごつごつしてきましたね。
で、突然大きな岩。
岩、岩です。
岩を飛ぶように、大きな岩の上を歩いて移動します。
さて、もう少し歩くと、木道が出てきます。
そこでは・・・。
雷鳥さん、出現。
隊長が呼んだんでしょう。同じ鳥類だけに。
でも、あまり人におびえませんね。
堂々としています。
なんというか、
なんとも、自由。
で、もう一匹いたのですが、そちらは顔を出してくれませんでした。
さて、この木道の水辺を抜けると、
たぶん、七福園ですかね。
先のほうのエリアなんか、季節がよければ、高山植物満開な感じですかねぇ。
で、とある岩に登って、剱岳を見てみます。
ん、険しそうだ。
で、ここはというと、
中大日岳 2500m 富山県 たぶん
もちろん、隊長もピーク?を踏みます。
ここ、本当は道の北側なんだよねぇ。
で、地図を見ると、ピークは南側に見えます。
で、これが南側。
でも、一番高そうなところは、分け入らないといけなさそうです。
うーん、高山植物保護の観点からは、行ってはいけないよねぇ。
というわけで、自己満足的なところですが、ピークから、20mも離れていないでしょう。
まぁ、満足しよう。ねぇ。
遠くに剱岳が見えますよね。
ずいぶん歩いてきたなぁ。
で、このあたりで、見知らぬおばちゃんと出会います。
おばちゃんはえー。
でしばらく歩くと、大日小屋です。
到着は14:02で、時計によると2436mです。
まだ、時間もあるし、でも、ここには泊まりたいので、空身で大日岳を往復することにしました。
14:10ごろ出発です。
稜線の最終地点のような場所なので雲海が目の前いっぱいに楽しめます。
大日岳 2501m 富山県2009/9/19/14:25
今回の行程最後のピークですね。
後ろの剱岳を見ると相当に遠いですね。
隊長も、当然ピークを踏みます。
ほら。
僭越ながら私も。
すごく天気がよくて、歓迎されている感じがしますね。
もう一日くらい稜線にいたいところです。
たしか、映画の剱岳はあの左の皺くらいのところから上ったのかな。
(映画見てないけど・・・。)
振り返って、ルートを見ると、こんな感じ。
稜線が連なってますね。
で、祠?には大日如来さん?がいらっしゃいますので、私もお願いをしました。
さっきであったおばちゃんと来たのですが、おばちゃんは話好きで、話し込んでいます。
さて、おばちゃん、そろそろ行こう。
大日岳を15:04に出発しました。
で、大日小屋 到着15:15標高は時計読み2438mです。
ゆっくり体をほぐして、荷物を整理して、タイツとかショートパンツをストーブの上で干させてもらいました。
明日の準備万全です。荷物はね。
で、夕食です。
おいしそうですねぇ。
いまどきの山小屋の並くらいです。
(ということは山で食べられるご飯の中ではかなり良いほうです)
さて、おいしくご飯をいただきます。
ご飯を食べ終えたころには夕日です。
ああ、ちょっと出遅れたかなー。
でも、あの雲が移動すれば、まだ夕日見れるかも。
で、ここは待ちます。
もうだめかなー。と思ったそのとき。
んー、山の神様ありがとう。
今日もきれいな夕日が見れました。
夕日が沈むころ。
雲は紅く染まって、その後、
空がブルーに染まります。
赤から、黒にグラデーションです。
山だとこういうのきれいに見れるんですよねぇ。
で、談話室(食堂)に戻ります。この山小屋はね。
ランプで有名なんです。
で、ぼけぼけなんですが、ここでは、ギター演奏をしてくれました。
というのも、ここはギター工房の親方がオーナーで、ギター職人の卵たちがここで働いているそうです。
しかも、なんでか、みんな男前なんですよね。
なんでだろう。
このあと、沖縄出身のお客さんがさんしん?を引いたりしてくれました。
んー、今日も楽しかったなぁ。
おやすみなさい。
お隣のおじさんのいびきがうるさかったけど、まあ何とか。
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